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Power Mac G4

SCENE 03

  1998年に発表されたPower Mac G4。この頃のMacはいじる(改造する)楽しみがありました。中でもPower Mac G4 Cubeはそれまでのコンピュータのスタイルを覆し、多くのユーザーに愛された機体でした。しかしながらタイトでいじるには難しい構造で、排熱を考慮しなくてはなりませんでした。そんなCubeを中心にパーツを作らせて頂いたというお話。

G4 Cubeの拡張パーツ

Geforce2 MX用拡張ヒートシンク(初代)

 2002年秋、コンピュータの拡張ヒートシンクをアルミで作りたいというご依頼を受けました。このときはまだ、何のコンピュータか、どうのような部品なのかは知りませでした。
とりあえず穴あけ加工、ポケット加工、切欠きの内容で製作したがこのパーツです。
 
Geforce2MX拡張ヒートシンク

 
Power Mac G4 Cube

 Power Mac G4 Cube

 その後、お客様と会った際に、Cubeのグラフィックボードのヒートシンクだということが分かりました。実は、僕はCubeの前のPower Mac G4を購入しており、その後すぐにこのCubeが発表され、後悔したほどカッコいいマシンでした。ニューヨークのMoMAにもかざられているほどデザイン性が高いものです。発表されて数年たっておりましたが、中古市場でもなかなか下落することなく、のちに購入した際も7万円ほどしました。
 そんなCubeは相当タイトな設計で、基板などが集約されているためにそれぞれの基盤の発熱が問題でありました。一応、自然な排熱で上部が煙突のようなグリルがありますが、それだけでは足りないのが実情でした。そんな問題を解決した1つがこのGeforce2MXの拡張ヒートシンクです。

 

その他にもHDD、電源も

HDDプレート

 グラフィックカードの次に製作したが、HDDプレートでした。こちらは静音とヒートシンクの2役を果たすもので、厚み1mmのA5052板を使用しました。
HDD静音プレート

 
電源ボート用ヒートシンク

 電源ボードヒートシンク

 Cubeには電源系統も他のPCと変わっていて、細長い電源ボードがありました。そちらを冷やすためにこの電源ボードヒートシンクを製作しました。こちらこの板単体ではなく、L字型別パーツも使い使用されておりました。

 

各種グラフィックカードヒートシンク

Radeon用ヒートシンク

 他にもグラフィックカード用のヒートシンクを何種類か製作しました。こちらはRadeon用ヒートシンクです。こちらは2枚の羽のような状態で構成されています。
 
Radeon用ヒートシンク

 
Massimo化用ヒートプレート

 Radeon7500用ヒートシンク

 こちらはRadeon7500用ヒートシンク。こちらは空冷ファンの取付穴もありました。

 

デスクトップアイテムも

カングーロ

 デスクトップアイテムも製作させて頂きました。Cubeを置くのに丁度よい台座で、名前はカングーロ。配線の取り回しも考慮されていてカッコいいものでした。弊社ではこの脚の部分を製作させて頂きました。写真はAirMac(2代目)を乗せたものです。僕はこの状態で使っていました。
 
カングーロ

 
カングーロ脚

 カングーロ脚

 こちらが脚の部分。フライス加工仕上げです。
 
この他にもMDD、QSの水冷化部品などをお手伝いさせて頂き、とても貴重な経験をさせて頂き、勉強させて頂きました。もう、このようなMacには戻らないのが少し寂しいです。